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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1294505746/485-490 プロローグ これは童貞と処女を卒業した、一組のカップルの物語である。 「なあ、カチカチになってるけどさ……やっぱり、怖いか?」 胡坐の上に腰を落とした彼女の背中が面白いように跳ね、つられてベッドが少し軋んだ。 「かっ、かか、カチカチになってるのは、先輩の粗末なイチモツでしょう?」 ムードもなにもあったもんじゃねえな! まさか下ネタを返されるとは……まあ、それだけ緊張してるってことなんだろう。 いやに背筋を伸ばして「た、ただの人間ごときに、この私が怖がるなんて……」と邪気眼をぶり返している黒猫を、多少強引に抱き寄せた。 「きゃっ」 暖かい。分厚いブレザーの上からは、しかし確かに、血の通った女の子の温もりと柔らかさが伝わってくる。 黒猫――俺の後輩であり、桐乃の親友でもある彼女、五更瑠璃と恋人になってから早や半年、昨日無事に受験を終えた俺はようやくこうして……。 ……待て、早や半年? いや……おまえ、六ヶ月だぞ? そりゃあ、振り返ってみれば短く感じるかもしれねえよ。 でもその間、俺は、一体、どれほど、この身を焦がしていたことか……! ああ、思い起こせばこの六ヶ月間、いつものよーに、桐乃の世話を焼いてやったり、いつものよーに、受験勉強に追われたり……。 そう、いつものように! 慌ただしい日々を送るばかりで、黒猫とはまったく恋人らしいことができなかった! “とっくにやることヤっちゃってんじゃないの?” ヤっちゃってないよ! 桐乃みたいなこと言うんじゃないよ! “半年間も付き合ってナニもしてないの?” したよ。 したけど! したと言ってもキスだけだよ! 一度そういう雰囲気になったことはあったけど、 『せっ、先輩……受験が終わるまで、こ、こういうのは、ダメ……』 って押し戻されたよ! 黒猫との交際は断じて身体目的じゃないけどさ、性欲をもてあます健全な高校生がキス止まりって! せっかく可愛い恋人が出来て、年齢=彼女いない歴という等式に終止符を打てたと思ったら……半年間もおあずけ喰らって…………。 『……今は私なんかに現を抜かさないで、貴方は貴方の“使命”を果たしなさい』 ……いや、やめよう。もういいんだ。 黒猫に気負わせてしまったのは、偏に俺の不甲斐なさのせいでもあるのだから。 自惚れかもしれないけどさ、俺と同じように、きっと黒猫も寂しかったはずだって。 むしろ今までよく愛想を尽かさないでくれたとさえ思う。彼女の慈悲深さには感謝もしたい。 殆ど部活に顔を出せず、碌にデートにも連れて行けず……フラれる不安がなかったと言えば嘘になる。 そんな心労と受験のストレスとで、胃に穴が開くような思いもしたさ。 ……でも、それもすべて! すべて! 昨日までのこと! 『もし、ちゃんと最後まで頑張ったら、その時は…………私が、“ご褒美”をあげるから』 ああ……! 俺はなんて出来た彼女を持ったんだ! 半年間! 長かった、辛かった! よく耐えた! よく頑張った! アニメだったら2クールもの間だ! いやその例えはおかしいか! まあいいや! もはや受験結果さえどうでもいい! 今や、すべて、なにもかも! 本命の二次試験を終えた、昨日までのことなんだ――――!! 「せ、先輩、ちょっと痛いわ……それと、鼻息がくすぐったい」 気付いたら黒猫が腕の中で身じろぎしていた。 「あ、すまん」 ふっと腕の力を抜くと、黒猫は肩を竦めて一層縮こまってしまった。 いかんいかん、暴走して黒猫に一生モノのトラウマを植え付けてしまったら本末転倒だ。 黒猫もこういったことは初めてなんだから、なるべくキレイな思い出にしてやらないとな……。 ……しかし、向かい合ってなくてよかった。表情筋がだらしなくたわんでいるのが自分でもよく分かる。 どうしてもにやけてしまう俺を一体誰が責められよう。 だって、ついに想いを遂げる時がやってきたんだぜ? こんなに愛らしい女の子と相思相愛になって、付き合い、イベントを重ね、キスをして、ついに、ついに……! もーっ、まいっちゃうなー! こんな真昼間から、ウヘヘヘ……。 それだけでも感無量だというのに、このやわらかな素肌に好きなだけ触り、好きなだけ口づけることができると思うと……おお、もう。 「黒猫……」 欲望の色を声に出さないようにして、今度はそっと抱き入れた。 長く綺麗な黒猫の髪から幽かに漂っていた女の子の匂いが鼻一杯に広がる。 甘ったるい芳香。体温がすぐ隣にあると言うだけで、何だか心がほっとする。 でも、胸の一番奥がぎゅっと締められるような感じがして、喉に物が閊えたようで、なんとなく気持ちが悪い。 ああ、俺たちのご先祖は、こうやって連綿と生を繋いできたのか。 おぞましや人類。 というか縄文時代とかどうしてたんだろう……。 「せ、先輩……」 強張った声にはっと我に返る。 いやいや、人類史に思いを馳せてる場合じゃないだろ! KOOLになれ京介……緊張しているのは、きっと黒猫だって同じこと。 俺がリードしてやらなくてどうするんだ。 大丈夫、俺はヤれる! だって今日このよき日の為に、ちゃんとイメージトレーニングを積んできたんだから。 “性交渉をするときは避妊をしましょう” 教科書に載っているのはここまでだ。 でも、その前後のリアルな手順となると、童貞には全く未知の領域となる。 ナニをアソコに入れればいいということは分かってるさ。 だが、実際どのように愛撫をすればよいのか。 どんな流れで胸を揉み、あるいは吸えばよいのか。 いかなる順序で相手の服や下着を脱がせばよいのか。 どのタイミングで自身も裸になり、挿入を宣言すればよいのか。 初体験を控えた童貞の誰もが抱いた疑問のはずだ。俺もその例外ではなかった。 散々エロゲをやっただろうって? 馬鹿言ってはいけない。俺が欲しいのは実践的なノウハウだ。 左クリック連打で済むHシーンの何が参考になるというのだ。 ましてや俺がプレイしたことがあるのは発情妹AVGだけ。まったくお話にもならない。 素人モノのAVについても一考した。が、やめた。 アレはアトラクション、いわゆる見世物みたいなものであって、実際の行為とは少し趣が違うと聞く。 エロゲほどではないが、AVだって当てには出来まい。 とはいえ、指針もなしにあれこれと手間取ってしまうのはなんとなく格好悪い。 できることならスマートにエスコートして、いいところを見せてやりたい。 だが、一体何が信頼できる資料たりえるのか。 グーグル先生も答えてくれない。 俺は数日、頭を抱えた。 その時だった。 『カップル盗撮モノはどうだ?』 プロジェクトに光が差した。 カメラを意識していない、男女の自然な営み。それはまさしく実のある見本ではないか! ふと思いついたそれは、閃光のようなアイディアだった。 今こうして黒猫を後ろから抱きかかえているのも、盗撮モノによくあるシーンから着想を得たからだ。 今思えば、あれはカメラに女性の裸体を写そうとする意図もあったのかもしれない。 だが、よく考えてみれば仰向けに押し倒してしまうのは恥ずかしがりの黒猫には酷だろうし、服も脱がしにくい。 それになにより、最愛の女の子の裸を直視してしまったら、溜まってる劣情が爆発してしまうかもしれない。 考えれば考えるほど、背面から抱きしめるというその選択肢は合理的に思えてならなかった。 眼差されぬ飾り気のない行為。 真実の愛が、そこにはある。 盗撮モノは、すっかり俺の胸中に入っていた。 それから俺は数か月もの間、受験勉強と並行して、地道に盗撮モノの研究を続けたのだった。 ――そして今、努力が実を成す時が来た。 本試の翌日の昼、学校に顔を見せて教師に試験の手ごたえを伝えた後、受験期間中だと言うことでそのまま家に帰ったら、家からはお袋が消えていて、自室には制服姿の黒猫がいた。 最初はもちろん戸惑ったさ! まさか黒猫がいるとは思わなかったし、ましてや今から“そういうこと”ができるだなんて、完全に理解の範疇の外だった。 だが、こんなこともあろうかと! 俺は常に深爪にしてやすり掛けを欠かさなかったのだ! 準備万端だった俺は期待を押し隠しつつ、努めて冷静に黒猫をベッドにいざなったのだった。 股間は熱く、頭は冷静に。 俺のスカッドミサイルは既に天を指していたが、戦闘意欲は深く醸成されていた。 焦って気持ちばかり走ってはいけない。 一見滑稽な努力を続けてきたのは、なにも自分が恥をかきたくなかったからという理由だけじゃないんだから。 腕の中にすっぽり収まって、ずっとカチコチに固まっている黒猫。 盗撮モノを初体験の範にしたと言ったら泣いてしまいそうだが、行為中に泣かれるよりはマシってもんだ。 俺はセックスの自然な作法というものを完璧に修めてきた。 そんな自信と愛着が、俺の背骨に刺さった緊張をゆっくり解きほぐしていった。 そうさ、何も案ずることはない。 理論上、俺はセックスの達人なんだから。
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1316537661/783-801 *** *** *** 緊張してしまったお兄さんの手を取ってわたしは自分の服を脱がさせる。 同時にわたしも手が震えたけど、お兄さんの服を脱がした…………けれど 「あのお兄さん……ソックスがまだ…………」 「あ~・あ~・あ~」お兄さんは両手で両耳を塞いでて、ひたすら大声を出していた。 そうか、ニーソックスが好きなんですね、そんなに好きなら今度踏んであげよう……。 「ねぇ、わたし、あなたの事を考えて自分でしてるって……言いましたよ…ね?」 「あ、あ、ああ、そう言えば言ってたな……」 わたしは自分の震えた手で、再び、お兄さんの震える手を取ると 「今は、京介さんが、わ、わたしの代わりに触って……ください」 自分で言ってて恥ずかしかったけど、もう全部して欲しいから言っちゃった。 「んじゃ、あやせは俺の代わりにしてくれ、、まぁおまえはもうプロ級……い、痛てぇ。 あ、あやせさん…つねるのは禁止でお願いします」 「はぁ、はぁ…何で…上手なのか…は、お兄さんに喜んで欲しいからぁ…あっ…」 本当はもう、お兄さんに触られる前から…わたし…………… 「れ、練習してたからっ…あっ…ぁん…こんなエッチな女の子で…で、引きましたかぁ?」 お兄さんから没収したDVDを参考にしようとしたのだけど、お兄さん以外のはやっぱり 見たくなかったから……自分の指を、あなたのだと思って、試行錯誤してた……… 「うぅ…ぐ……いいや…嬉しいに決まってるだろ!最高に魅力的だぜ…あやせ……」 "練習した"と言ってもお兄さんが変な誤解しなかったのが嬉しかった。 嫉妬して欲しいと思うよりも、普通にわたしの事を思ってて欲しいんだ、今はもう 「わ、わたしぃ…ずっとぉ、ずっとあなたに、こうして欲しいと思ってたの…ン… だから…だからぁ……はぅ……今…気持ちいいっ……れす…あぅ…きもちぃいっ」 京介さんに褒めらながら、されると本当に……心も身体も感化されちゃって…… もう多分、どんなお願いされても聞いてしまうんだ、わたしは……きっと 「あ・や・せ・」と言われて、また強引なキス、優しく口を塞がれるのも好きだけど 今日は、、今はこっちのキスの方が好き……だからわたしも思いっきり強引にする、 京介さんの愛情に負けない様に……ちょっぴり痛いくらいに お兄さんが右手に巻いていたチョーカーを外して、わたしの首につけてくれた。 これも考えてみたら儀式の様なもの……儀式と言うよりも……もっとエッチなもの。 そして、頭をまた優しく撫でられて、『お願いしても良いか?』と唇が振動した。 だから言葉でお願いされなくても、本当はもう自分がしたくなっていた事をする…… 「うぐぐ……やっぱぁ……凄いなぁ、おまえ……頭が変になりそうだわ…俺」 「はぁむ……レロ…ちゅぱ……お兄さん…わたしね…………わたしっ……」 「ど、どうした?」 「お兄さんは、わたしに…その…見たこと無いのかって聞いたでしょ? わたしが無いって言ったら、父親は?って、言いましたよね?」 「……うん、、言ったな」………何でこんな話をしたのかと言うと 「………わたしの家って多分、教育方針で、物心ついた時にはもうお父さんと お風呂には入らなくなってたんです。それにわたしは一人っ子で兄弟も居ないから…」 「へ?だ、だから?」…………ちょっぴり意地悪したくなったから 「もちろん、わたしはそういう、いかがわしいDVDも漫画もゲームも見ないから だからわたしが見た事があるのは……もちろん触った事があるのは………… あなただけなのに……なのに、京介さんは!京介さんの裏切り者!!!!!」 「ひょ?ぐげぇ……ちょっと……おま…おお…ぎゃぁあ………ヤ、バ、イ…」 「パク…ちゅぱっ……わたしは、わたしはきょう、だけなのに、はむぅ……きょうは、 きょうは!ん~~~~~他の女の、、、んはぁ……人のも見て、レロ…だから、、、 はぁ…許せない、、、はぅ…許せない!、、はむ…許さない!、だ、だから見るな!! もう見ちゃ~ちゅぅぅ~だ、だ、ダメなんだからっっ!!!!!!!!」 前の罪悪感と言う名前の嫉妬じゃなかった…独占欲・純度100%の完璧な嫉妬。 やっぱりこんなに独り占めして、束縛したがったら、嫌われちゃうのかな? わたしが不安になって憮然としていると、結局また頭をよしよしされてしまった。 「俺はそういうの見ても絶対に出さねぇから……したい時はあやせにお願いすっから。 もう俺が渡したカギ捨てちゃったのか?」 「も、持ってます……もちろん」 「なぁ思いっきり変態チックな事を言って良いか?」 「ふ、ふんっ……な、何を今更」とニーソを履いたままの足で、お兄さんのを軽く蹴った。 嬉しそうな顔をしたから、追加で、踏んであげた。 「お互い、ソロ活動禁止で良いんじゃねぇ?そしたら会った時、燃えそうだしよ」 何で世紀の大発見をしたかの様な自信満々の顔で、こんな事言えるのだろう? 何でこんな事を言われて、わたしはちょっぴり嬉しくなってしまうんだろう………。 「お兄さんだけ我慢してください……。そ、そしたら、会った時、お兄さんがしたい事 いっぱい、してあげるから。それがダメなら結婚までエッチもセクハラも禁止ですっ!」 「よ、よし!、むしろ……それ(が)で良い!でもテレエッチなら良いよな?」 その後、わたしが了承するまで17回ほど『でもテレエッチなら良いよな?』と聞かれた。 電話でも求められたらするし、本当は…わたしだって一緒に我慢するつもりなんだから。 お兄さん、わたしがあなたの事を思って一人でしたのはいつからだと思ってるんですか? そして、それまでずっと、どれだけわたしがイクの我慢してたのか知ってますか? 京介さんがお願いするなら、わたしは何だってするんだから、しちゃうんです…からっ! 「あやせが気持ちよくしてくれたから、次は俺のターンだな。もし怖くなったら いつでも言えよ。別に無理やりする事じゃないんだし、このまま続きするか?」 「わたし…今日初めて、親に嘘ついたんです。凄い大嘘。でもこんな風になるって 期待してたわけじゃ全然無くて……だから嬉しくて……悪い子だけど罪悪感も無くて。 でも親に嘘をつくのは今日が最初で最後です。言ってる意味、分かりますか?」 「ああ、今日ちゃんとあやせを俺のものにして、正式に、おまえの親に挨拶に行くよ」 「分かってるなら、ちゃんとして………し、してくれないとぉ、ぶち殺しますからっ!」 *** *** *** 今まで聞いた中でもっと萌え殺される危険性が高い"ぶち殺します"を聞いて俺は……… おまえの透き通る様な白い肌が透きだ! サラサラのストレートの黒髪が好きだ! 大きくて全部を見透かされそうなその目が、長い睫が、柔らかい頬が好きだ! 何度も、何度もキスしたおまえのぷっくりとした唇が好きだ! 「お兄さん…褒めてくれて嬉しいんですけど、心の声が漏れてきてます……から。 それにやっぱり見た目ばっかり……じゃないですか、もうぉ!」 おまえが今話している、その声が好きだ! あやせが作ってくれた料理が好きだ! 俺に対していつも健気で、時々かなり我が侭で、凄くエッチなあやせの性格が好きだ! あやせと一緒にいると、とても静かで、優しくて、暖かい気持ちになれるんだ。 だから俺はあやせ、おまえの全部が好きなんだ! 「ふぅ……………はぁ~~え、遠慮しなくて良いんですよ…………京介さん。 も、もうっ………容赦なく、全部、全部、全部、好きにして良いからあぁっ!」 これは、あやせの照れ隠しなのだろうか? 『ぶち殺しますよ』と同じイントネーションで誘惑された。 「本当にさぁ……もう褒め言葉だけしか思い浮かばないんだ。おまえのこの髪も……」 と言ってあやせの髪を撫でつつ、抱擁する。 「あっ…ん…はぁ……ねぇ、ねぇ…お、お兄さんに…お、お願いがあります………。 京介さんがわたしを求めてくれたから……聞きたくなっちゃった質問です…………。 あなたは動物の中で、"狐"と"狸"と"猫"と"犬"なら誰(が)………何が一番好きですか?」 艶めかしい表情なのだが、目だけは真剣な眼差しを俺へと向けてあやせは問うた。 流石は、あやせ…俺の彼女だ。この期におよんで、超意味深な謎を投げかけてくる。 そもそも"誰"って何だ? 何となく予感がする、、この質問の解答を誤ったら、重大な事態を引き起こすだろうと。 期待する解答を与えなかったら、俺とあやせは致命的に何かが損なわれるんだろうと。 「(難問過ぎて)全然分からねぇ…………」 あやせが悲しそうな顔をして。プイっと横を向いた、全く………本当に退屈しねぇな、 こいつと一緒にいると。 「な~んてな…………"犬"が好きだよ。 俺は、あやせ……おまえが一番好きだ」 ある意味、これがあやせの"最後の試練" で "聖(堕)天使 最後の封印"だった。 あやせが本当は別の言葉で質問をしたい事は知っていた。……でもこいつは気を遣って、 婉曲的に聞いたんだろう、俺が最低野郎になる事を避ける為にさ。 あやせが舐めてくれた頬を(照れくさくて)……かきながら、この瞬間も、さっきよりも 俺の彼女の事が、どんどん好きになる自分を誇らしく思った。 もう何も迷う事も、悩む事もない……これが俺の出した答えなんだ。 二度と同じ質問を俺の彼女にはさせるつもりはない、そんな質問なんてしなくて済む様に 俺は……あやせを全力で掴まえ続ける。 だから、俺は今の気持ちを、その愛情そのものを込める様にあやせを愛撫し始めた。 「はぅ……ずっと…きょうに頭を撫でられたから…だから…多分…エッチにぃ… エッチなコト考える様に……なっちゃった…んです………………だ、だから…ぁ…… べ、別に答え……聞いたからじゃ、それ、関係無い……んだからっ…!」 「あやせ、好きだ……この照れてる顔もさ……本当に綺麗だ、もう絶対に離さないから」 さっき、あやせが抱いてた独占欲らしきものが、俺の中で拡がるのが…… あやせを愛撫しながら、痛いほど……文字通り……さっきあやせがしてくれたのに…… もう痛いほど自覚される。 「おまえは、俺が胸に興味ないとか言ってただろ?あやせ…これでもそう思うか?」 あやせの桃色の乳首を躊躇無く、断固として吸った。 「んぁ……きぃ…もちぃぃ…れ…す……気持ち…あぅ…あぁ……あん……」 「パク……俺はそんな事、聞いてないぞ?あやせ」 最初は俺なりに考えながら、あやせの反応を見ながらやってるつもりだったのだが やってる間に夢中になって、もうひたすら吸ったり舐めたり、そして空いてる手で 吸ってない方の胸を揉みまくる。 「…ぅん……おっぱい…好き…れす…か?わたしぃ……のおっぱい……きょう……」 「ああ、滅茶苦茶好きだ……もう俺のものだからな!あやせ……わかったか?」 「ぁあ、、あ゛あん…わかったからぁ…ねぇ……きょうぉ…もっとっ…もっとっ……」 あやせが、胸に埋めている俺の顔を思いっきり両手で抱きしめた。 俺は一瞬その力に怯んだが、それでもやっぱり断固として愛撫を続けた。 今日は…今日だけじゃない、これからはあやせが望んだ事を全部叶えてやるんだ。 「いっぱい、してるやるから!おまえがもうイヤって、言うまでしてやる!!」 キスマークをつける要領で思いっきり吸って、指でちょっと痛いくらいつまむ…でも 「んっ…あん…ああっ…足りないっ……もっと…きょう、きょう…好きっ……」 あやせの魅力で、こいつの身体に幻惑されていたが……"身体"だけじゃダメなんだ。 「あやあや…愛してる…愛してる…愛してる!」 強引に感じさせるのは辞めて…軽くキスしながら、目を見つめて胸を優しく愛撫する…と 「っあ……イ…ギュ……あっ……イッく……イッちゃうっ…わたしぃ…あんッ……はぁ… ぅん、あ゛……イグ………あ゛、あ、゛あ゛っ!」 身体を痙攣させて、本当に軽く涎を垂らしながら、あやせは可愛く昇天した……。 俺はあやせの手を握って、俺の胸に当てさせた。今度は、あやせが俺の頭をよしよしと 撫でてくれる……俺は自然に笑みが溢れて、あやせも自然ににっこり笑った。 二人共黙っていたけれど、あやせが目を閉じて肯いたので、軽くキスしてから ニーソの足先、踝、ふくらはぎと、続けて明らかにセクハラする気分で撫でた。 右手で左足、左手で右足を触っていると…左右それぞれ意思をもった生き物の様に 足が揺れ始めて、反応を楽しみながらゆっくり膝、太ももと続けて今度は口で愛撫した。 俺は急がない様に、ワザと自分で自分を焦らしてる気分でゆっくり愛撫を続けて、 やっと太ももの付け根まで辿り着いたのだが……もう触って確認する必要も無く (それどころか見て確認しなくても分かるほど)濡れていた。 何か言おうとしたが、とても間抜けな気がして、黙って舐め始める。 前に、あやせの家で強引にやった時は何も考えてなかった。むしろ尻をぶった叩く事で 必死になっていたのだが………今回はそこだけに意識を集中する。 しかし三十秒もしないうちにあやせは……… 「……イ…キッ…そう…きょう……わたしぃ……もう…あっあっ…あ゛っんん…あ……」 舐めながら、見えるあやせの顔は恍惚然としていて、俺にまたあの独占欲や 今度は強烈な支配欲まで、かきたてさせる。 SMよろしく尻をぶった叩いたあの時よりも、今の方が自分の中の嗜虐心が何倍も、何倍も 刺激されるのを感じる…………だから俺は 「あ……あ゛っあああ……あ゛…あん…きょう……きょうっ……イ゛ク゛…」 あやせが昇天しそうになった途端にわざとペースを緩めた。 そして、落ち着きそうになったら、また責める……時々強く吸ったりもした。 この美しい少女が、自分の意思通りに反応するのが快感だった、俺は我を忘れていた。 「い゛じわ゛る゛っ……きょうの意地悪………でもっ………はぅ…でも……」 「んぅっ……きょうがっ…きょうっ…がぁ……あ゛……いじわるぅ……しゅたい…ならっ…… しぃたいならっ………いっぱいぃ…していいィよぉ…だ…からっ……… わたしっ…我慢しゅるぅ……イ゛ク……かないで…ずっと……我慢しゅ…る…からっ」 全然違う、支配されてるのは俺だったんだ。こいつの魅惑的な身体の虜になって…… 「きょう……きょうっすけ…さぁん…しゅき……あっ…いしてるぅ…からっ……」 やっと気付いた。 こいつの健気な愛情に籠絡されて、俺にはもうどんな自由も残されてない事にさ。 俺の心も身体も、完全に、あやせにものになっていた。 まぁ、別にそれで何か変わるってわけじゃない。 一生この愛しい彼女を、俺の大切な恋人を守ろうと改めて、思っただけなんだ。 結局、俺は気がつくと、何度も、何度も、何度も昇天するあやせを強く抱きしめて、 何度も、何度も、何度もこう絶叫してた……… 『あやせ…俺も好きだ、愛してる………愛してる…あ・い・し・て・る!!!!!』 ってさ *** *** *** 多幸感、安らぎ、喜び、嬉しさ……素敵な感情が全部一気にわたしの身体を貫いて 京介さんに、何度も、何度も、何度も感じさせられた。 本当に夢の様な時間……初恋の人に……あ、そうか、わたしが京介さんを好きになった のは(自分の気持ちに気付いたのは)夢の中で、京介さんに出会ってからだった。 幸せ過ぎて、怖いって意味が今なら本当に身にしみて分かる。 夢の中のあなたは目が覚めると消えてしまった……ねぇ………京介さん……わたし 「あやせ……?」 ベットから降りて、何かを取りに行こうとする京介さんの手を握って、首を横に振った。 「今日……大丈夫な日ですから。でも、何か有ったら責任取ってくださいね」 馬鹿な事を言ってるのは分かってる。でも、どんなものにも邪魔されたくなかった、、 あなたと一つになりたい……もう、何にも邪魔されたくない…… 「ダメだ、おまえが大切だから、今、俺が短絡的な欲望に流されちゃいけないんだ」 わたしは、素直に肯いた。もう……責任取りたくないんですね、なんて言わない。 本当にわたしの事を思ってくれてるのが伝わってくるから…何も言う必要なんて無い。 「あやせが黒いウエディングドレスで、俺に告白してくれただろ? だから今度は俺がちゃんと言うから、ちょっと先になっちまうかも知れないけど…… 必ず俺が言うからさ。だから、それは、その時までのお楽しみだな」 「でも今、ちゃんと予約はしてくださいね……こ、これでも、人気物件なんだからっ!」 「ああ………もちろん、だから俺は、もうメロメロなんだって。 そもそも、俺が取りに行こうとしたのって、おまえが考えてたものだけじゃないんだぜ。 まぁこれは、何の効力も無いから、、今は単なる……紙切れだけどさ、ほら」 "高坂京介" "新垣あやせ"と書かれた、今は本当に、ただの紙切れ……だけど 「はぁ~な、何で、、こんな確実にわたしが"ぶち殺されちゃう"もの用意してるなら、 わたし達が、喧嘩してる時に見せてくれなかったの? わ、わたし、自分で"儀式"なんて言ってて、馬鹿みたいじゃないですかっ?!」 「ほら………あやせ足開いて」 「あっ…ぁん…はぅ……は、はい」 「隠してるつもりは無かったんだ」 「きょうの嘘つき!、変態の処女厨!、シスコン!」 「ほら、あやあや…キス……」 「はむっ……ちゅっ…ぁあっ…れろ……むちゅぅ」 「あやせと恋人同士だと絶対に、ほんの一瞬も、おまえから目が離せないな。 彼氏になれてマジで、良かったわ……こんな俺と付き合ってくれて感謝してるぜ。 こんなにも、俺を夢中にしちまう、世界で一番可愛い彼女になってくれてよ。 まぁ、でも、こんな時まで罵り合ってる場合じゃないんだが………なぁ?(苦笑)」 「ふふ、やっぱり、わたし達って相性ピッタリですね、京介さん。 実は………わたしも、今、全く同じ事を思っていたところなんですっ(♪)」 「これからも多分、何度も喧嘩するだろうし、おまえを泣かせてしまうかも知れない。 でも最後は必ずあやせを笑顔にするから、これからもずっと俺の隣に居てくれ……あやせ」 「はい、ずっとずっと、京介さん側にいます……もう絶対に、あなたから離れない」 『はい、ずっとずっと、京介さん側にいます……もう絶対に、あなたから離れない』 はい、ずっとずっと、京介さん側にいます……もう絶対に、あなたから離れない 今も幸せ過ぎて、やっぱり怖い……これからも何度も、我が侭を言って困らせるし 京介さんが言う様に泣いちゃうと思う。 それでも 京介さんと一緒なら、沢山泣いても、必ず笑顔になれるから……… そしてわたしも、あなたを笑顔にしてあげたいから………… 「あ~あ………俺、あやせに言わなきゃいけない大切な事、こってり忘れてたわ。 何の為に、あやせにカギ渡したり、これ見せたりしたのか………忘れてた(汗)」 「京介……さん?」 「ちょっとだけ………………言い遅れたけど、あやせ、、あ!、俺、今、凄く 滅茶苦茶、凄く良い事を思いついた! これは男の野望と言うか、ロマンだから、悪いが、ちょっと小芝居に付き合ってくれ!」 独り言の様に言って、わたしが好きな、いつもの少年みたいな目をキラキラ輝かせて…… はぁ~こうなっちゃうと、この子は……もう止めても無駄なんだ。 「行ってくる!」 さっさと服を着るとわたしを放置して、ドアを開けて出て行ってしまった。 ロマンって、これの何処が男の野望なんでしょうねぇ? よくも、こんな美少女を、エッチな気分のまま裸で寝かせて、部屋を出れましたね? 全く……もうぉ! 本当にあなたこそ、ほんの一瞬も、わたしの心から、消えてくれないじゃないですかっ! やれやれ……。 そして気がつく、"あの時"と同じだ。 わたしが京介さんを諦めようと思った時……のこと。 『-----いってらっしゃい、お兄さん』 "過ち"だと思って、笑顔で見送って、京介さんを送り出した時……のこと。 あの時はもう戻ってきてくれるなんて、思ってなかった……… 泣いちゃダメだ、今は京介さんが居てくれるのに、、でも……もうわたし…………。 その後、せっかくメイクし直したのに、最高の笑顔で言いたかったのに、意味は無かった。 でもそんな事はもうどうでも良い………二度と嘘はつかないと決めたからのだから あの時の笑顔よりも、今の顔の方がわたし自身、ずっと好きなんだ チャイムが鳴った。 わたしはドアを開けて、あなたを出迎える。 最初は単なる、親友の兄だった人 あこがれた、わたしの初恋だった人 好きで、好きで、しょうがなくて恋いこがれた人 今は……………これからも、ずっと、ずっとわたしの大切な人 「少し、いや結構長く……言い遅れちまったけど」と言われて、優しく抱きしめられた。 「----------ただいま、あやせ」 あの時忘れていた言葉を、もう失ったと思っていた言葉を、あの時は言えなかったけど 本当はずっと、ずっと言いたかった言葉を、今、やっとわたしは言う事ができた……… 「京介さん----------おかえりなさい」 京介×あやせ【"37℃" "Antipyretic" "Stummer Dialog" "A Nexus"】 inspired by『過ちのダークエンジェル』 『妹のウエディングドレス』 本当に、幸せで、おわり
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トップページ SSリスト カップリング別 ※無題となっているものは、投下スレ番号 / カプまたは登場キャラなどです。 ◆PKRuZZbTSY氏=◆8T1u5T0/rJfU氏 兄妹なら平気 スカートめくり 兄妹仲 新しい関係 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 預かりモノ ねこシス×シス ◆DXFnp2S8dk氏 無題:1スレ目197 / 京介×桐乃 ◆9DJPiEoFhE氏 パンドラの箱に残ったものは ◆HMfayUbQDs氏 迎へを行かむ 人は離ゆとも 無題:1スレ目523 / 京介×桐乃 渡る世間の鬼と鬼 ◆kirikyouEE氏 Encounter 愛妹との暮らし方 maid ◆cnAl6CXNe5FX氏=◆Vs.TiQ/ko.氏 無題:1スレ目136 / 京介×桐乃 無題:1スレ目237 / 京介×桐乃 無題:2スレ目97 / 桐乃×あやせ 「泥棒猫」ネタ ※NTR 桐乃のしっぽ 黒猫のしっぽ あやせのしっぽ 無題:3スレ目603 / 小ネタ エンジェルズ クライ 無題:3スレ目762 / 小ネタ / 続き 無題:4スレ目206 / 京介×桐乃 無題:4スレ目231 / 京介×フェイト 黒猫の逆襲 沙織のターン 黒猫のターン 300冊刷って5冊しか売れなかった …どうしてこうなった ※NTR、陵辱、複数 どーん氏 無題:2スレ目131 / あやせ ※陵辱 無題:3スレ目356 / 京介×あやせ 無題:3スレ目406 / 京介×あやせ 無題:4スレ目19 / 京介、桐乃、あやせ 無題:4スレ目45 / 京介、桐乃、黒猫、沙織 迷彩 ◆YvBQREsAIU氏 無題:2スレ目179 / 京介×桐乃 ◆zsLpyf4eEw氏 ふと思いついた桐乃がアメリカから帰ってきた後の一コマ 無題:3スレ目57 / 京介×桐乃 無題:3スレ目87 / 京介×桐乃 俺芋エロゲ化希望氏 無題:3スレ目160 / 京介×桐乃 無題:3スレ目213 / 京介×あやせ 無題:3スレ目414 / 京介×あやせ 無題:3スレ目439 / 京介×桐乃 アルカディア ◆vyCuygcBYc氏 カップリング ベルフェゴール 眼鏡 カップリング2 勘違い ノーマルorノーブル ◆AYASExLmi.氏 開放的理乃 あやせ妹萌化計画 加奈子に桐乃趣味がバレたら パンツをしゃぶるクンカたん ◆k7f/kTYrhA氏 無題:京介×あやせ 01 / 02 / 03 / 04 / 05 無題:7スレ目315 / 京介×桐乃 01 / 02 無題:7スレ目754 / 京介×麻奈実 ポッキーゲーム ◆XUsplk79ik氏 『彼女が眼鏡を外したら』 01 / 02 / 03 / 04 / 05 私に、力を…… キャッチボール とっておきの唄 前編 / 後編 無題:13スレ目403 / 京介×沙織 デルモ(※18禁) 01 / 02 無題:17スレ目19 / 京介×沙織、眼鏡 (※18禁) (01 / 02 / 03 / 04) 究極!淑女仮面 無題:22スレ目769 (※18禁) うぼあ氏 猫耳 01 / 02 / 03 ◆BxTeaDzMWc氏 桐乃視点 00 / 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 桐乃のリビドーが有頂天でとどまるところを知らない 01 / 02 / 03 俺の後輩は猫 リアの初体験 桐乃の告白でえらいものが目覚めた 俺と桐乃は 01 / 02 / 03 / 04 桐乃と黒猫と俺の萌え 01 / 02 / 03 / 04 黒猫がやたら可愛い 月明かりのあやせ 633k ◆NlHk4LIgrQ氏 俺と妹の近親相姦は文学 01 / 02 / 03 / 04 無題:7スレ目743 / 京介×麻奈実 ◆k5DlUjGI1g氏 沙織さんと京介氏の場合 01 / 02 ◆BhpObu7W.A氏 兄と妹の新しい日常 無題:8スレ目804 / オリジナル 2人きりの兄妹 ※キャラ死亡 育毛剤氏 もしも、京介が桐乃とぶつからなかったら ( 前編 / 中編 / 中編2 ) ◆bhH/AtH.kc氏 くんかの世界へようこそ! (上) / (中) / (下の上) / (下の下) / おまけ 青森のアニータ氏 無題:9スレ目237 / 京介×桐乃 無題:9スレ目502 / 京介、桐乃、赤城、瀬菜 s3ogq2Wo氏 無題:11スレ目192 / 京介×桐乃 ◆UtE9cq2Ioc氏 無題:9スレ目465 / 京介×桐乃 saiko氏 無題:10スレ目338 / 京介×沙織 ◆lcoLXoIw/.氏 季節はずれの桐乃 今だけ兄貴の虜 勇気の出るチョコ 花よりデザート 一番近くて遠い人 誰の夢? ◆ACPRLbMxAk氏 OVER WRITE 火事場の桐乃 嘘 リング おばあちゃんの昔話 理想の兄貴 自慢の兄貴 結ばれた二人 声色 キャストオフ ツインテールの操縦法 モデル・京介 ゲレンデに埋められるような恋 アメリカの空の下で 血のバレンタイン 娘めいかあEX そのウソ、ホント 仲裁人 初恋の記憶 暗転 CV:来栖加奈子 俺の嫁はこんな女(ひと) アタシの夫はこんな男(ひと) ふたりの秘密 サード・うぃっち もうひとりの天使 月と星と妹 海と空を越えて エロゲーマーの鑑 高坂家の怪談 クソガキが泣いた日 新妻の憂鬱 新人女優 誘われ攻め 付き添い 騙し・騙され・騙しあい 付き添い スターティングブロック konozama フルキャストオフ 少女誘拐未遂事件 『ひみつのまほう』 『罠に堕ちて』 アメとムチと鈍感 時計仕掛けのリンゴ (短編) 似てないふたり 短編『闇の中の二人』 短編『シスコン』 妹たちの宴 覚醒の瞬間(とき) 兄妹ゲンカ 悪魔の使い お見舞い どれがお好み? ※18禁 SL66 ◆5CEH.ajqr6 = ◆Fy08o57TSs氏 漣 01 / 02 風(前編) ( 01 / 02 / 03 / 04 ) ※オリキャラ注意 風(後編) ( 01 / 02 / 03 / 04 / 05 / 06 / 07 / 08 / 09 ) ※オリキャラ注意 ◆PNfIcqe3Nw氏 いつものようで違う景色(仮)01 / 02 ヤコロ氏 兄と猫の一日 01 / 02 3年後のif (01) ◆puaSuRdqIk氏 俺の彼女がこんなにばかなこのわけがない ドロリッチ 01 / 02 ◆FrkmMVJIQLXV氏 縞パンラプソディー クロ ◆ClAH8f7o5BVs氏 プロジェクト・セックス ◆eflqYsvdHP3V氏 それは遠い記憶のあなた まc氏 無題:14スレ目459 / 京介×あやせ ADRY氏 一つの恋が、終わるとき 全ては、その一日のために 一生の願いに、一生の幸せを ( 前編 / 中編 / 後編 ) ◆h5i0cgwQHI氏 黒の予言書 / 黒の予言書のその後 / 黒の予言書のその後2(※その後とその後2は18禁) 彼氏と親友と(※18禁) 大空の彼方へ(※18禁) 美人の遺伝子(※18禁) るりのもの (※18禁) (01 / 02 / 03) 全方位土下座外交 (沙織編) 少女の願い 初めての証(※18禁) 沙織マキシマム 01 魔法少女・まぎかなこ (小ネタ) ◆uBmhouX2sU氏 高坂家のとある日常 ◆WE/5AamTiE 俺たちの田村さん (※18禁・オリキャラ) ◆kuVWl/Rxus氏 我々の業界ではご褒美です(※18禁) デマにご注意(※18禁) ◆N1DYQE3WUpBt氏 ずっと傍に 友達の唄 純情スローペース (メール編 / 電話編 / デート編/ 告白編 ) ◆Ec95DXH7wk氏 もしも京介が黒猫の告白を断っていたら (01 / 02) あやせと京介の夏祭り (01 / 02) もしも京介と黒猫が円満な恋人生活を営んでいたら (※18禁) 「京介と桐乃の流星観察」 ◆36m41V4qpU氏 37℃ (※18禁) Antipyretic 01 / 02 (※18禁) Stummer Dialog (前編 / 後編01 / 後編02) 【Antipyreticの続き】 A Nexus (01 / 02) ※18禁・Stummer Dialogの続き 9 +1/2 Love touch 2 絶対防衛あやせたん(仮)上の続き ◆Emnm1LIQzQ氏 変わり続ける関係 (01 / 02 / 03 / 03別ルート / 04) アルアルファ@きりりん氏 ちょっと違った未来 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/ 11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/ 21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/ 31/32/33/34/35/36/37 ※シリアス系シリーズ。完結済。NO.1~15が第一部。NO.16~33が第二部。NO.34~37が第三部。 あやせの幽体離脱 / 続・あやせの幽体離脱 / 続々・あやせの幽体離脱 ◆ebJORrWVuo氏 或る終わり 或る葛藤 或る妹の追憶 或る分岐の先 / 或る分岐の先に / 或る分岐の裏 / 或る分岐のおまけ 或る非日常1 / 2 / 3 / 結末 NfScc3nA 2012/08/24(金) ID NfScc3nA 無名氏
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俺の名前は高坂京介何処にでもいるごく平凡な学生だ 「おまたせしました。お兄さん」 「おっ、結構早かったな」 この一見すると可愛い女の名前は新垣あやせ。俺の知り合い女で彼女にしたらヤンデレ化しそうな女NO1の怖い女なのだ 「お兄さん、ブツブツ一人ごとばかり言ってると危ない人がいるって通報しちゃいますよ」 うおっ、声に出てたのかよ 「悪い・・・最近ゲームばかりしててあまり寝てなくてよ」 「趣味の方もいいですけど、ほどほどにしといた方がいいですよ」 「そ、そうだな」 哀しいことに、俺はあやせに超ド級のオタクだと思われているのだ。もっとも趣味でも何でもなく妹様からの命令だったりする 「今日は本当にあやせが出場すんのか?」 「はい、桐乃のためですから仕方ありません」 桐乃がテストで県内1位をとった&桐之に助けてもらった時のお礼を改めてだとかで あやせはコスプレ大会の優勝賞品EXタトナス・スペシャルフィギアを狙って参加するのだ ちなみに、あのくそガキこと来栖加奈子は喫煙で新聞に載ったため出場停止をくらっているらしい 「優勝できそうか?」 「問題ありません秘策を用意してきました」 目がすわっている完全にやる気みたいだ 「そいつは頼もしいな。期待してるぜ」 あやせのタトナスの衣装なんて本当に楽しみだよな 「あっ、お兄さんは控え室の外で待機してて下さいね」 「なっ、何言ってんだ。それはあんまりじゃねーか!!」 「お兄さんは私のHなコスプレが見たいと?」 あやせの目から光彩が消え失せた 「おう、俺がこの日をどんなに楽しみに」 「下心丸出しじゃないですか死ねェェェエェェー!」 ラスボスそっくりの形相で俺の顔面にハイキックを炸裂させるあやせ。俺は無様にひっくりかえった 「お待たせしました」 俺が控え室の前でションボリ体操座りで待っていると中からあやせが出てきた。手にはEXタトナス・スペシャルフィギアがあり、上着きてがっちりガードを固めている こいつ、本当に優勝したんだな 「やはり桐乃が来ていました私には気付かなかったみたいですけど・・・」 「・・・そうか」 あやせはどこか遠い目をしている。あやせのタトナスのコスプレに歓喜する桐乃の姿が浮かんできた。さすがに少し同情してしまう 話してるうちに更衣室の前まで到着した 「お兄さんはそこで待っていて下さいね。覗いたらブチ殺しますよ」 安心しろ間違ってもそんなに恐ろしいことはしねーからよ 俺はしばらくボーっと突っ立ってると、突然 「キャーーーーーーッ!」 更衣室の中から悲鳴が聞こえてきた俺は何があったのかと急いでドアをあけると中から飛んだゴキブリが出てきた。うおっ、ゴキブリって飛ぶんだな 「おい、大丈夫か、あやせ」 あやせは床にへたりこんでいた 「ええっ、大丈夫です。驚いて、少し腰をぬかしただけですから」 「無事で何よりだ」 良かった、てっきり痴漢が紛れこんでると思って心配したよ 「ところでお兄さん・・・いつまで視姦なさるつもりですか?」 あやせの目から光彩が消えている 「えっ?」 今になって俺はタトナスの衣装を手にもってるだけの裸のあやせを凝視してることに気付いた。思わず見惚れてしまうほどの美しさだった 「わ、悪い」 そういって俺は更衣室の外に出た荒れ狂う俺の青龍をおさえるために静かに流れる小川をイメージしながらあやせを待った。5分くらいして、あやせは更衣室の中から出てきた。俺はビクッとして思わず身構えてしまった 「お兄さん、何やっているのですか?行きますよ」 「あれっ・・・怒ってねーの?通報しますよとか死ねェェェエェェエーは?」 「何言ってるのですか?お兄さんは私のことを心配して入ってきてくれたんです。怒るわけないじゃないですか」 「ああ、本当に悪かったな」 何て心の広い奴なんだ俺は感動しちまった。これが桐乃や黒猫だったらただではすまなかっただろう 「その代わり行きたい場所があります。付いてきてもらいますからね」 「そんなことなら全然構わねーよ」 後程、俺はこの時あやせを甘くみていたことを後悔することになるのであった 「なあ、あやせ、俺達なんでラブホにきてんの?」 あの後俺はあやせにラブホに連行されたのだ 「既成事実を作るためです」 「・・・誰と?」 「もう、いじわる言わないで下さいよ高坂京介さんとに決まってるじゃないですかー」 ふー、良かったぁ、てっきり、俺って言われると思ってヒヤヒヤしたじゃないか ハッハッハ!誰だよ高坂京介って~ 「俺のフルネームだよくっそぉ~~!?」 この状況から考えて俺ですよね 「な、な、な、何で俺とオマエが既成事実作らなくちゃならんのだよ」 それって彼氏彼女の関係になるってことか? 「やだなぁ、お兄さんが私の裸を見ちゃったからに決まってるじゃないですかぁ」 確かに良いものを拝ませてもらったな 「って、それだけで既成事実作る必要性がどこにあるんだよ!?」 「はい、私、結婚する相手にしか裸を見せないって決めていましたから。既成事実を作っちゃおうと思います。何か問題でも?」 つまり結婚しろってことか やめろよ不思議そうな顔で見んじゃねえ。俺がおかしなことを言ってる奴みたいじゃないか 「問題ありだよ。勝手に決めやがって、だいたい俺にも選ぶ権利ってもんがあるだろ!」 偶然、裸を見たくらいで結婚相手決められてたまるか! 「確かにそうですね。まさかとは思いますが・・・お兄さん・・・私の裸をあれだけ視姦しておいて責任を取らないとか・・・いい出しませんよね?」 あやせの瞳から光彩が完全に消えている 「・・・・・・」 えーっと、あやせさん・・・怒らないで下さい。とても怖いんです 「わ、悪いかよ」 俺はなんとか勇気を振り絞った あやせは表情を崩さず、そのまま続けた 「それは困りましたね・・・お兄さんもう一度考え直してくれませんか?」 あやせは困ったように首をかしげる。さすがに、いきなり結婚なんて無理だからありえねーよ 「悪いがさすがにそれは無理だ」 『もしもし桐乃。実はあなたのお兄さんにお犯さ・・・』 「ストォッープッ!!」 俺は慌てあやせの携帯をきった 「何てことしてくれんだよ!」 「冗談ですよ。今のは携帯繋いでませんし」 おい、次のは繋げるつもりなのかよ 「そもそも俺は覗いただけだろうが」 「・・・はい、でも、目で私を犯しましたよね」 「・・・・・・」 「お兄さんもう一番だけお尋ねしますが責任をとって頂けますか?」 「・・・・・・・」 「せ、責任をとらせて下さい」 俺は、その場にひれ伏した 「良かったぁー、もしかしたら断られるかもって思って私ドキドキしてたんですよぉー」 あやせはほっとしたように胸をなぜおろした 奇遇だな俺も性犯罪者されるかもって思ってドキドキしちまったよ 「だいたい、オマエ、結婚相手が俺なんかでいいわけ?」 だってこいつは俺のことを変態シスコン野郎と思ってるわけだしよ 「お兄さんならぜんぜん問題ありませんよ。それに桐乃が義妹になるっていう魅力的な特典もつきますから。フフっ」 あやせが嬉しそうに微笑む。要するに俺はビックリマンチョコにおけるチョコってことか? 「お兄さん、少しあっちを向いててくれませんか」 俺が言われたとおりあっちを向く、何のつもりなんだ 「もう、いいですよ」 「うおっ」 振り返るとあやせは何一つ纏ってない状態だ。俺の心臓はバコンと動き思わず息が止まりそうになった 「やっぱ、ヤっちゃうの?」 まだ、心の準備ってもんが・・・ 「はい」 あやせはそう言って俺の手を取り、そして、そのまま唇を重ねてきた 「んんぅ・・・」 唇が触れあうだけのキス。たどたどしくて、いかにも経験がないって感じのキスだ。しばらくするとあやせが口を離してくれた 「お兄さんと・・・キスって変な感じですね・・・」 「確かに・・・考えたこともなかったな」 まさか妹の親友とするとことになるとはな。あやせの甘い臭いが俺の脳を刺激してくる 「ん・・・んんっ・・・」 今度は俺の方からさっきと同じように唇を合わせあやせのなかに舌を入れた 「んっ・・・!」 あやせは、ちょっと身体を震わせるてそのまま俺を受け入れてくれた 「あんっ・・・、んんっ・・・」 舌と舌を絡めあわせる。これがエロチューってやつか? 「んちゅっ・・・、んんっ」 あやせはうっとりとした顔をする。つい夢中になっちまうじゃんか 「ちゅっ・・・、んっ・・・、んぅ・・・、ん・・・、んんっ」 そのままどれくらいの時間が経ったんだろう? 俺はゆっくりと唇を離すと口と口の間に糸を引いていた 「はぁはぁ・・・お兄さんの舌Hです」 あやせの目の焦点はあってないみたいだな 「あやせの唇が気持ちよくってよ・・・もっとしていいか・・・?」 「はい・・・お兄さんの好きにしてください」 俺はふたたびあやせの唇に舌を入れた 「んふ・・・、んん・・・、ちゅ・・・、んく・・・」 あやせの胸が俺に当たる。そんなもんくっ付けてくると触っちまうぞ 「はぁん・・・、んぁ・・・、んんっ、んちゅ・・・、ん・・・」 水風船みたいな感触だな 「んふっ・・・、んんんっ、・・・、・・・、んぅ」 俺はあやせと舌を絡め唾液を交換しながら胸を好き勝手にこねるように動かしていく 「んふ・・・、んん・・・、ちゅ・・・、んく・・・、ん・・・」 あやせは感じてんのか? 「うぅんっ・・・うんっ・・・んぁっ」 こいつの美人でスタイルのいい身体は病み付きになっちまいそうだ 「あやせ、そろそろ準備にかかるからな」 俺は直にあやせの割れ目に触れる 「きゃっ!」 驚いてんな? 「何をするんですか!!」 「エッチする準備だよ。ここをよく濡らさないと痛いらしいぜ。あやせは自分で触ったこととかねーの?」 「はい・・・そこを触ると気持ちいいと耳にしたことはあります。実際に自分で触ったことはないですけど」 あやせは真っ赤な顔で答える。 可愛いやつだ あやせの肉の溝に慎重に力を入れて、指先を少し沈める 「は・・・っ、あ・・・!うあ、あ・・・お兄さんの・・・指入って・・・ふあ、あぁぁ・・・!!」 「痛かったから言えよ」 はっきりいって俺もよく分からないし 「ゃ、あ・・・はぁぁ・・・!」 あやせの中の指が厚い粘膜にギュッと締め付けられる。 「やっ、・・・お兄さん・・・何を!」 あやせは恥ずかしそうに身を捩る。 俺はあやせの股関に顔を近づけて舌先で割れ目を舐めあげる 「やぁん・・・お兄さん・・・そこ汚い・・・ぁあぁん!」 あやせが頭を必死で押し離そうとする 「悪い、あやせこういうもんなんだ・・・」 指でやってもいいんだけどな頑なに閉じようとする肉襞をこじ開けて、熱くとろけた柔肉の中に舌を差し入れた。 「はぁぁ・・・っ!あく、ん・・・っ!舌、はぁ、舌ぁ・・・ふぅんんっ、にゅるにゅる入ってきます・・・っ」 」 ぐるぐると性器の入口で舌を回す。だらだらと溢れた蜜が口の回りを汚す 「はぁ、あ、・・・お兄さん・・・っ!は、ああ、あぅ・・・っ!ぁ、ぁぁ!」 舌を引き抜くと、中に溜まっていた泡立つ愛蜜が溢れきた。大分濡れ来たみたいだな 「あやせ・・・そろそろ大丈夫そうか?」 「わかりません、でも何とかなると思います・・・」 だったら、そろそろ、始めるとするか。せっかくだから・・・ 「あやせ騎乗位って知ってるか?」 「初耳ですね。なんでしょうか、それは?」 本当に知識がないのな 「俺の上に乗ってあやせが動いてくれればいいんだ。そっちの方が痛くないって聞いたこともあるし」 俺がやってみたいだけですけどね 「わ、わたしがお兄さんの上で動くのですか?恥ずかしいです。でも、お兄さんがそういうなら・・・」 すまん、あやせ、おまえを俺好みの女にするためには必要なことなんだ 服を脱ぎ仰向けになる 「俺にのっかてくれ、あやせ」 あやせが俺のちんこを覗き見る 「これが男の人の・・・私の中に入っちゃうんですね」 あやせはぺニスを恐る恐る掴み。俺に股がった 「お兄さん・・・いきますよ」 あやせは少し震えてる。やっぱこいつ怖いんだよな 「あまり無理するなよ」 「そうさせてもらえます」 あやせは、そう告げると腰をおろしたが、ずるりとお尻の方へとずれちまった 「・・・うまく、いきませんでした。もう1度やってみますね」 「おう、焦る必要なんてないからな」 あやせは俺のものをしっかり掴み腰を下ろす 「~~~~!」 少しだけ俺のペニスが侵入すると。あやせは眉を寄せ、苦しげな表情を浮かべた。俺は、すぐにあやせを引き離した 「無理すんな。なんだったら今日はやめておくか?別に今日しなくてもいいんだしよ」 もう、おまえから逃げようなんて考えてないし 「いえ。・・・お兄さんと、今日・・・結ばれたいって・・・思っちゃいましたから」 以外に可愛いこと言ってくれるやつだな 「本当に大丈夫か?」 「大丈夫ですよ・・・お兄さん」 あやせは俺に軽くキスをし再び俺に股がり腰をおとし始めた 「ん・・・く・・・あ、ああ・・・」 先端が、ゆっくりとあやせの秘裂を押し開きながら、入っていく 「できるかぎり力を抜けよ。でないと痛いからな」 「あ、く・・・う、んぅ・・・」 先端はめりこんでいるけれど、まだ先が入ったわけはないみたいだ 「はぁ・・・はっ、はぁ・・・いっ・・・!」 荒い呼吸を繰り返し、あやせは痛みに表情を歪めていた。大きな瞳は、涙の粒で潤んでいる本当に最後まで我慢できるのかよ? あやせは体重をのせズブズブ腰をしずめてくる 「あ、ん・・・く、ぅ・・・あ、ああ・・・」 あやせの体内へ、俺のモノが埋まっていく 「ぐ・・・くっ、ぅぅっ・・・!」 これ以上ないくらいに張りつめている俺のモノが、あやせの中へ埋まっていく 「ぁ ・・・くっ!ん、う・・・ぁ、ぁぁ・・・はっ、ぅ」 それと同時にあやせの顔がきつく歪み、苦悶の声が漏れ出てくる。限界まで広がったあやせの秘所から赤いものが滲みだしてきた 「ん・・・いっ、あ、んっ・・・!」 さらに腰が落ちていく。あやせは眉を寄せ、目を硬く閉じ、唇を噛み締めている。そしてついに限界まで俺のモノがあやせの体内へと埋まった 「はぁ、はぁ・・・んっ、はぁ・・・」 荒い呼吸を繰り返すあやせは目からポロポロと涙を溢す 「だい・・・じょうぶですから」 大丈夫のわけないだろう 「ごめんな・・・」 「なんで・・・謝るんですか?」 「痛かったんだろ?」 「これは、お兄さんと私がつながった証ですから・・・痛くてもいいんです」 あやせは嬉しそうな笑顔を浮かべる 「そっか・・・」 俺は思わず見惚れてしまう 「お兄さんは私の初めて奪っちゃたんですから本当に責任をとってもらいますからね」 「・・・そうだな」 その笑顔のためなら悪くない気もするな それから少したって 「そろそろ動いてもよさそうです」 まだキツそうじゃん 「つらくないのか?」 「気にするほどの痛みじゃありませんから」 あやせはすぐに自分の手を伸ばして、俺の手を握り締めてきた。指と指を絡めあって、はずれないようにする そして、あやせは腰を浮かせ動かし始める 「んっ・・・あっ・・・ふっ・・・あん・・・太いです・・・あっ・・・」 性器同士が触れ合う。くちゅりと水温が響いて、あやせが腰をかすかにくねらせた 「大丈夫か?別に無理はしなくても・・・」 「いいえ・・・もう、あまり痛くないみたいです」 あやせがゆっくり腰を落としていく。ぺニスの先があやせの中へと潜り込んでいった。 「あぁっ!・・・なんか・・・はぁあ・・・ふわふわ・・・あふっ・・・してます・・・ぁんっっ!」 あやせはリズムよく腰を上下に動かした 「あっ、ああっ、いやっ・・・だめっ・・・いやらしい音がして・・・やぁっ」 俺のモノを根元まで飲み込んであやせが身体を振るわせる 「くっ・・・!あやせの中・・・気持ちいいっ・・・!!」 これが女の中ってやつか 「ふぁっ・・・ぁっ・・・んっ、く・・・お兄さんのおち○んが私の中に潜り込んできて・・・ぁぁぁっ・・・ 」 あやせは、そのまま腰を振り続ける。 「・・・お兄さんを・・・あくっ・・・もっと気持ちよくして・・・んふぁぁっ・・・あげますからっ・・・ぁあぁぁっ」 握り締めたあやせの両手を引き寄せるようにしながら、俺も負けじと腰を振り始めた。あやせの一番奥に俺のナニが勢いよく突っ込まれていった。がくがくと、あやせの身体が揺れる 「やんっ・・・お兄さん・・・あまり・・・激しく動かさないでください・・・ぁぁっんっん」 腰を動かすスピードを上げると、あやせの声も短く断続的に発せられる。目をつぶったあやせは、来るべき快感の波を待ち構えているようにも見えた 「んあぁっ!だ、だめぇっ・・・ひぅぅっ!」 「・・・可愛いぞ、あやせ」 「お、お兄さんのバカぁ・・・」 あやせは恥ずかしげに首を振る。容赦なく、あやせを突き上げる。膣内を勢いよく擦りあげるたびにあやせの中がきゅっと締まりを増し、俺に快感を叩き込んでくる。 「うあっ・・・くぅ・・・!!」 すごい快感だな 「ああぅっ・・・!!お兄さんのおちん○んが・・・ひゃうっ・・・私の中で大きくなっちゃって・・・んんんっ!!」 動きを遅めていたあやせの腰が再び早まり始めた。俺が突き上げるのに上手く合わせて腰を落としていった 「やっ、やっ、なんかぁぁっ・・・込み上げてきて・・・っ!・・・ぁあぁっ!!・・・飛びそうです・・・ふぁぁっ」 奥深くまでぺニスを打ち込むとコツンと固い感触をし、あやせが身体を激しく震わせた 「くうぅぅんっ、ふあっ、あああぁぁぁっ!!」 あやせが背筋を仰け反らせて掠れた声を上げる。絶頂を迎えた膣内が、きゅっと締まる 「くぅっ・・・」 俺は、その快感に我慢できなくなった熱い精液が勢いよく吹き出してあやせの膣内を汚していった。 「はぁっ、はぁっ、はぁ・・・はぁっ・・・」 「あやせっ・・・よかったぞ」 「はぁ・・・はぁぁっ・・・はぁ・・・こんなに・・・気持ち、いいものなのですね・・・」 「ならまた・・・しような」 「そうですね」 荒い息を吐きつつ俺とあやせは重なりあった それから数日後の話だ。 「こんにちは、お兄さん」 俺は家の近くであやせに合った 「おうっ、あやせ、桐乃と遊んでいたのか?」 「いえ、たまたま近くを通りかかっただけですよ」 「そうか、奇遇だなぁー」 その割にはタイミングが良すぎやしねーか? 「ところで、お兄さん。昨日は何をしていらしたのですか?」 あやせの瞳の光彩が消えている。手には何故かバットを持っている 「えーと、本を買いに行ってただけど」 確か黒猫に偶然合ったんだよな 「女性の方とデートをしていませんでしたか」 はっ、んなわけねぇーだろ 「何言ってんだよ黒猫って娘と偶然あって一緒に買い物して帰りに食事とっただげだよ」 あれっ? 「十分デートじゃないですか!死ねェェェエェ!!」 あやせのバットが俺の鼻先をかすめた 「うおっ、危ねぇ、当たったら怪我じゃすまねーだろ!」 「うるさい黙れ死ねッ!あれだけわたしにエッチなことをしておいて・・・まさか!あの娘にもエッチなことをしてるんじゃないでしょうね」 俺は全力でその場を駆け出した 「あいつとはただの友達だよ。そんなわけねぇーだろ」 「逃げながら言っても説得力ありませんっ!」 あやせがもの凄いスピードで追いかけてくる。なんでバット持ってるのにこんなに速いんだよ 「おまえが物騒なもんブン回すからだろおまえが!」 ちなみにこの後小1時間ほど追いかけっこは続いたのだがたまたま通りかかった警察に補導され、2人で仲良くしぼられるハメになった
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299681223/216-219 最初に好きになったのは、声。 それから大きな掌と、どこか含羞のある笑顔。 気付いたら視線が引き寄せられていた。 私の…友達の、お兄さん。 真っ直ぐな目で私を見てくれるひと。 私のためにどれだけ必死になってくれたか。 私のことを心底思いやってくれているか。 それを知ったとき、それを実感したとき、私の心の奥底に、不思議な火が灯った。 その火はあの人の顔を見るたびに熱くなり、あの人の声を聴くたびに大きくなった。 その火は炎となり、私の胸の底に疼きを産む。 ただの肉体に過ぎないと思っていたこの身体が、熱く火照ってしまう。 この薄汚れた現世の、仮初めの肉体があの人を見るたびに脈動する。 心臓が尋常じゃないくらいに胸の中で踊ってしまう。 うまく呼吸ができない。 あの人の匂いを嗅ぐだけで。 あの人の近くに居るだけで。 私のこの現世(うつしよ)の身体は熱く滾ってしまう。 夜、布団の中で目を閉じると浮かんでくるのはあの人の顔。 朝目が覚めて、最初に聴きたくなるのはあの人の声。 それだけで。 それだけで、この仮初の肉体は熱く甘く蕩けていってしまいそうになる。 それが恋だと認識したのは、しばらく後のこと。 そう。恋。 小説の中では何度も読んだことのある、感情。 それは虚構の中のできごと。そう思っていた。 創作のなかでは書いた事はあるが、私の上には訪れないと思っていた生の感情。 そう考えていたその感情を私は生まれて初めて実感していた。 恋。 そう。恋。 ばら色の感情。 あの人のことを考えるだけで幸せになれる。 あの人の姿を見るだけで、心の底が浮き立つような感情に浸れる。 あの人がメールをくれるだけで、世界の色彩がうきうきと回りだす。 恋とはこんなに苦しいものだと、私は今生(こんじょう)で始めて知った。 あの人のことを思うだけで底知れぬ多幸感に浸れるということを。 あの人の声を思い出すだけで、胸の奥が切なく甘く疼くということを。 あの人の匂いを嗅ぐだけで、体の芯が熱く震えてしまうということを。 そう。恋。 ……でも。 でも。 それが実るはずがないということも、私は判っていた。 こんな肉体の私を、あの人は好いてはくれない。 薄すぎて女の子らしくない胸。 華奢すぎる肉体。 そんなものをあの人が好いてくれる筈が無い。 あの女、あの人の妹より格段に女の子らしくない身体。 沙織なんかとは比べることすら恥ずかしいくらい、小さな胸。低い背。 そんな冷徹な思考は私の胸の中心に鋼の冷たく暗い杭として打ち込まれる。 どんな滾りも、あの人が私の想いに答えてくれるはずがないという現実が打ちのめす。 あの人を想って、初めてしてしまった行為。 私の薄い胸の先端の突起を指でなぞる。 これはあの人の指。 そう思い込んで薄い胸に指を這わせる。 妹たちと並べた布団の中で。 妹たちが寝入った後で。 こっそりと、パジャマの中の下穿きの内に手を差し入れる。 同時にあの人の声を脳裏に思い浮かべる。 あの人の体温が私に伝わってくる。 あの人の声。あの人の匂い。あの人の優しさ。 妄想の中だけでも、それに耽溺することは無常の喜びだった。 ゆっくりと指を這わせる。 濡れたあそこに、かすかに指を触れさせて 枕カバーを噛み締め、声が漏れそうになるのを防ぐ。 絶頂が近くなるにつれて、涙が零れてしまう。 あの人は、別の人を好きになってしまう。 あの人は、私じゃない人を好きになる。 あの人の優しい視線は、私以外の誰かに注がれる。 あの人が微笑む相手は、私ではない他の誰か。 妄想の中でもいい。 そう思って私は息を殺しながら手指を動かし自涜に浸る。 そうでもしないと溢れてしまう。 そうでもしないと破裂してしまう。 あの人を思って。 あの人の声を思い浮かべて。 私は背徳の悦楽を極めていた。 重荷を心に抱いたまま、あの人からは離れられない。 妹の友達でもいい。 近くにいられるだけでいい。 そう思っていた。 この人の近くにいられるだけで幸せ。 それ以上は望むまい。 そう思っていたとき。 「黒猫。俺と、付き合ってくれ」 言葉が出てこない。 唇は動くけれど、言葉は空気の中に溶けていってしまう。 「俺の彼女になってくれ」 夢。 きっとコレは夢。 夢だから、この人は私の夢見ていた言葉を言ってくれている。 きっとそう。そうに違いない。 ――夢なら、覚めないで。 心の底からそう願った。 気がつくと、目の前はすべてが制服の胸だった。 温かい。 この人の胸は、まるでその人となりを現すみたいに暖かかった。 その腕に抱かれて、その胸に顔を埋めているだけで、足が地に着かないくらいの多幸感に洗われてしまう。 足の裏からゾクゾクするような喜びの感覚が沸きあがってきて、それが私の背筋を通って登ってくる。 そして脳天から爆ぜるように突き抜けていく。 いつの間にか、私はこの人の腕の中に包まれている。 頬を押し当てているのは、意外に筋肉質なこの人の胸板。 親友のお兄さんの、固くて熱い、大胸筋。 大きくて優しい掌が私の頭を撫でてくれている。 指が太くて、力強くて。でも、そっと触れてくれてるその優しさはまるで私の心に直接触れているみたいだった。 「な、なにを、いきなり、言っているのよ」 恥ずかしすぎてそんな言葉しか紡げない自分の舌を噛み切りたくなった。 「俺は黒猫のことが好きだ。黒猫のことが可愛くてたまんない。黒猫が大切で、大好きだ」 呼吸が止まった。 息ができない。 胸の奥が苦しい。 温かい波が胸の奥から湧き出てくる。 全身の骨の芯が甘くなって溶けてしまいそう。 この人の制服の背に掴まった掌さえ、力が抜けてしまう。 体重をこの人に預けながら、息のできない胸で必死に声を出す。 「…わ……わた…し…わたしも、よ」 必死に搾り出すようにそれだけを答えた。 そう口にした途端、私の足は重力を感じられなくなった。 宙に浮かんでいるかのような高揚感。 この人が私を思ってくれているという喜び。 私の好きだという気持ちをこの人に伝えられたという 熱い。熱い、灼熱が私の唇を覆っていた。 それがキスだと気付いたのは彼が私の頬に手を当てたときだった。 舌が蕩けてしまいそう。 唇から伝わってくる熱い感覚。 涙で溢れた瞼を開いた。 すると、その瞬間から世界が変わった。変わってしまった。 彩りという言葉の意味を知った。 世界が突如として色を持った。 私が今まで見ていた世界の色は色じゃなかった。 この人のことを好きになる前には考えられなかった。 私の腕を掴んでいる太くて、力強い掌。 それが私の手首を軽々と掴んで私の体を抱きしめている。 言葉なんかにはできない。 甘い甘い痺れがこの人に触れられた肌から伝わってくる。 私の骨の芯を甘くしていく。 グズグズに蕩かしていってしまう。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/414-416 俺がうっかり妹の桐乃とその親友のあやせに手を出しちまってから数週間が過ぎた バレたら即死の危険性があり毎日がスリリングて仕方ない 二人には口止めしているかいもあっていまだに俺の二股はバレてはいないようだ 今、京介死ねとか思ったやつは安心して欲しい。それは昨日までの話だから 「お兄さん一体この格好は何なのですか?」 そこには露出の高いナース服を身に纏ったあやせの姿があった とりあえずブラボーとだけいっておこう 「見ての通りナース服だ。やっぱ、めちゃくちゃ似合ってんなー。かわいいぞあやせ」 想像通り以上のエロさで俺のチンコのテンションは全快だよ 「そうですか。それでお兄さん、この服でいったい何をしろと?」 そんなの決まってるだろ 「エッチさせてくれねーか? じゃないと俺、むらむらし過ぎて死ぬかもしれない」 あやせだって今の俺のチンコを見ればきっと、わかってくれるに違いない 「それは大変です!お兄さんのために私頑張っちゃいますよ」 にこりと微笑むあやせ。キター、正直この展開がくるとは思わなかったぞ 夢にみたナースあやせたんとのエッチイベントだ わっしょいわっしょい。わふぅー~~ー!!! 「手伝ってあげるので、どうぞ勝手にむらむらし過ぎて。死ねエェエエェェエー!!」 俺の顔面にあやせのが飛びひざ蹴りが炸裂した 「ぐわっ」 崩れゆく俺の目にはあやせの真っ赤な下着が見えた。えらくエロいデザインの下着であった 「こ、こんな格好させてそのうえエッチがしたい?ぶち殺されたいんですか?あなたは!」 あやせの顔は真っ赤である。相変わらずエッチに免疫のない奴だよな まあ好きなだけ罵るがいい 俺、おまえに罵られるのって、実は、そんなに嫌いじゃないんだぜ 「へぇー、おもしろい話聞かせてくれるじゃん」 突然俺の部屋に入ってきたのは桐乃だった 「き・・・・ ・・き・・・き、#&*@§!」 なぜ、そこにおまえがいる!大会前だって言ってたじゃん。ねえ、なんでいんの? 「とりあえず歯ぁ食いしばれ!!」 桐乃のこぶしが俺の頬を正確にとらえた 「ぐほっ!」 俺はゴロゴロと壁の方に吹き飛んだ 「ごめん桐乃。実は私、お兄さんは付き合いしてるの。 お兄さんと話しあって、しばらくは桐乃のは話さないことにしてたの、黙ってて本当にごめんなさい」 あやせが申し訳なさそうに頭を下げる 「謝らなくていいって。実は、あたしも同じなんだから」 ちょっと、待て、おまえ・・・・・・それって 「えっ桐乃もなんだ!同時に好きな人と付き合い始めるなんて わたしたち、やっぱり見えないきずなで結ばれてるのかも」 あやせは嬉しそうに桐乃の手を取る 桐乃は俺の方を見て邪悪な笑みを浮かべた まさか、こいつバラすつもりなのか!? 「ま、待てっ!・・・・・・桐乃・・・・・・はやまるんじゃねーー!!」 俺は桐乃を止めようと近づいたのだが 「むごっ!!」 簡単に関節を決められ口をふさがれたよ。チキショー 「確かに運命かもしれないよね・・・・・・だってあたし達二人そろって、 この馬鹿に女にされたんだから!!」 ギャーー、ばらすんじゃねーーーー!!! 「・・・・・・え、えーと、それはどーいった意味で・・・・・・え、ええーーー!!」 あやせは桐乃の言った意味を理解したらしく目ん玉飛び出そうな形相になっている 「まあ、細かいことは抜きにしてさ。この浮気男の身体にいろいろと聞いてみよーよ」 より強く関節を決めてくる桐乃 「そーだね桐乃、じっくり話を聞かせてもらうことにしよーね」 どこからともなく鉄パイプを取り出すあやせ 「悪かった、本当に悪気はなかったんだ!俺に弁明のチャンスをくれねーか」 「無理」 「駄目です」 高坂家に断末魔が鳴り響いたのは昼下がりのことだった
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俺の後輩がこんなに可愛いわけがない 俺の後輩がこんなに可愛いわけがない 番外編:黒猫の腕時計
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http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1306742825/156-164 「加奈子って、変わったっしょ?」 目の前に居るクソガキ、いや、今では“元クソガキ”と呼ぶべき来栖加奈子が 俺に同意を求めながら話し掛ける。 三つも年下でありながら、俺に向かってタメ口全開なのが気に食わないが、 言っていることそのものには全面的に同意できる俺が居た。 そう。こいつ、加奈子は俺と付き合うようになって変わった。 「髪型も変えたしィ」 加奈子はかつてのツインテールを止め、ストレートヘアに髪型を変えた。 ただし、俺とふたりきりの時限定だけどな。 これで黒髪なら超ストライクなのだが、残念なことに加奈子は生来の黒髪を 染め続けている。桐乃と同様、仕事の都合だから仕方ないとはいえ残念だ。 「呼び方も変えたしィ」 コレが一番効く。かつては『オメー』とか『クソマネ』とか言われていたが、 今では『京介』と呼ばれるようになった。これもふたりきりの時限定な。 俺の周囲の女共は、『アンタ』『京ちゃん』『貴男』『京介氏』『お兄さん』 『高坂先輩』という呼び方だったので、『京介』と呼び捨てにする女の子の 存在は実に新鮮だ。もっとも、恋人同士なら普通なんだろうけどな。 「体つきも女っぽくなったっショ?」 確かに‥‥‥以前の小学生のような体型とは少し違う。 胸もホンの‥‥‥少しだけ大きくなって、以前とは感触が変わった。 そして‥‥‥アソコも‥‥‥グフフッ。 「‥‥‥オイ、オメー!? 加奈子が話しているとき別のこと考えてんのかヨ?」 う‥‥‥、二人きりなのに『オメー』呼ばわりするってことは怒っているのか。 加奈子って、怒らせると意外と怖いんだよな。 「さっさと白状しろヨ。一体ナニを考えていたんだっつーの!?」 俺は加奈子の躯の変化を考えていたことを即ゲロしてしまった。 「こ、この‥‥‥すけべ! そんなコト、考えていやがったのかヨ!?」 「スケベって、お前!? 意味わかんねーよ!」 俺は俺の下でベッドに仰向けになっている全裸の加奈子に反論した。 無論、俺も全裸であり、そして‥‥‥つーか、この状況で躯のことを考えて スケベ扱いするんですか、加奈子サン? 「あーあ、こんなすけべと一緒に居たら、ナニされるかわかんねえし」 そう吐き捨て、ベッドから出て服を着ようとする加奈子を俺が見つめていると、 「ナニ見てんだヨ? すけべ! あっち向いてろヨ」 加奈子のスケベと非スケベの判定基準はかなり風変わりだ。 俺とさっきまであんなにスケベなことをしていたってのによ。 だが反抗しても仕方ない。俺は加奈子の言う通り、壁を見つめることにした。 ‥‥‥‥‥‥ 「オッケー、オッケー、京介! もういいゼ。うんじゃな!」 服を着終わった加奈子は、軽い感じの言葉を残し、部屋のドアの前まで行くと、 何かを思い出したかのように、そこで立ち止まった。 「京介」 そんな加奈子の声に反応して、ドアの前に佇む加奈子に俺が目を向けると、 加奈子は俺に背を向けたまま、自らのスカートを捲り上げた。 「なッ!!!」 ω ← こんな風な生尻である。加奈子のヤツ、パンツ穿いてねえ! ふと横を見ると、ベッドの脇の床に加奈子のパンツが落ちている。 「お前、ちゃんとパンツ穿けよ!」 「うん? ぱんつぅ? お家の中くらいいいジャン!」 「どこぞのアニメキャラみたいなセリフを言うな!」 「オメーのせいだろ。『脱がせっぱなしはダメ』って教わらなかったのかヨ?」 「何だよ、それ!? まるで俺がパンツを脱がせたみたいじゃないか!」 「違うのかヨ?」 「いや‥‥‥違わない。つーか、いいから、ちゃんとパンツ穿け!」 「んじゃ、穿かせてくれヨ」 また始まった‥‥‥ 落ちている妹のパンツを見て、首がもげそうなビンタを喰らったのとは大違いだ。 「わかったよ。こっち来い」 「にひひひ、このすけべ」 俺は床から拾い上げた加奈子のパンツを両手で持ち、加奈子の前で片膝を着いた。 怪しげなプレイの様相を呈している、と妄想したあんた、それは正解だ。 そして俺の目の前には加奈子のスカート。 そのスカートは、加奈子の秘部を俺の目から護る最後の砦という状態だ。 そんな怪しい状況にある俺が持つパンツに、加奈子は右足、左足とその華奢な 脚を差し入れた。 俺はそれを確認すると、パンツを加奈子の太股の付け根に向けて一気に上げた。 「うっひゃっ!」 俺の手が加奈子の太股の裏側に振れた途端にこの奇声だよ。 さらに加奈子は悪戯心を出したのか、俺の目の前でスカートを捲り上げる。 だが、スカートが捲り上がったと同時にパンツが秘部を隠したので、 いやらしい光景が展開されることはなかった。 「ちぇ~!」 加奈子の恨めしそうな声が俺の頭の上から聞こえた。 とまあ、こんなことをするのが、今では俺たちの平常運転だ。 ふん。どんな誹りを受けようと、俺は爆発などしないからな! ‥‥‥‥‥‥ 数日後、今となっては“元”ラブリーマイエンジェルとなった黒髪の美少女 新垣あやせから呼び出された俺は、またもやノコノコと誘き出された。 加奈子という恋人が居る分際で何を期待してんだ、このリア充クソ野郎は? という印象を俺に持ったあんたは、あやせの性格を理解していないと断言できる。 あやせの呼び出しを拒絶したら一体どうなるか、冷静に考えてみてくれ。 刺されるなんて俺はご免だからな。わかるだろ? それはともかく‥‥‥あやせの最初のセリフはどうせ、いつもの通りだろう。 「お兄さん、ご相談があります!」 やはり予想通りだ。やれやれ、今度はどんな相談だと言うんだ? 「はい‥‥‥実は加奈子のことなんです」 う‥‥‥。俺は全身の毛穴が開く感触を味わったね。 あやせの呼び出しなんて、どうせロクな話じゃないとわかっていたはずなのに。 しかも今回は加奈子のことだと? すげえ嫌な予感がする。 「あ、あいつが一体どうしたんだ?」 「最近、加奈子、わたしや桐乃とあまり遊ばなくなったんですよ」 「それって、つまりどういうことなのかな?」 思い当たるフシのある俺は爆弾処理の如く、探り探りあやせに問いかけた。 「多分、加奈子に彼氏ができたんじゃないのかと思うんです」 「へ、へぇー。あいつに彼氏ねえ‥‥‥」 「はい。でも加奈子ってああいう娘でしょ? おかしな人に引っかかっている気がしてならないんです」 オイ、今何つった? いくら俺でも聞き捨てならんぞ! ‥‥‥と言いたかったのだが、とても言える相手じゃねえよ。死にたくねえし。 「それにわたしの友達が、加奈子が彼氏と一緒に居るところを目撃したようです」 な、なんですと? 何時のことだ? 「加奈子よりもずっと背が高くて‥‥‥そう、お兄さんと同じくらいで」 「‥‥‥」 「それと、お兄さんのようにスリムで華奢な感じだったらしいです」 「‥‥‥それで、その彼氏はどんな顔していたのかな?」 片足をトラバサミに突っ込む気分であやせに問いかけた。 「爽やかな感じの、どちらかと言えばイケメンだと聞きました」 「そ、そうなんだ」 「なんでニヤついているんです? 気持ち悪いですよ」 「気のせいだ」 「その彼氏、”イケメン”らしいですから、お兄さんとは正反対のタイプですね」 いやね? 俺は別に自分のことを爽やかなイケメンだなんて微塵も思ってないよ? でもね? こういう風に真っ向から否定されると、そりゃ傷つくってもんだぜ。 「‥‥‥それで? 俺に相談ってのは何だ?」 「お兄さんに加奈子の後を尾行して貰って、加奈子の相手を探って欲しいんです」 この女、人を扱き使おうとしやがって。自分でやるという選択肢はないのかよ? 「わたしが尾行したらあっという間に加奈子にバレてしまいます。 その点、お兄さんなら加奈子の印象も薄いから変装すればバレませんよ」 無理! だって俺と加奈子は恋人同士だもん! 変装したって無理!! と言いたかったのだが、とても言える相手じゃねえよ。あやせだもんな。 ‥‥‥‥‥‥ さらに数日後。俺は以前から約束していた加奈子とのデートに出かけた。 不本意ながら、あやせに命令、いや頼まれた“加奈子の彼氏を探る“という ミッションも同時に実行しなければいけないんだよな。 さて、どうしたものか‥‥‥ 「おーし! 今日行くところは―――」 加奈子とのデートでは、いつも加奈子が主導権を握っている。 何処に行くのかもガンガン決めてくるんだよな。 麻奈実の「どこでもいいよ」や、桐乃の「行きたいトコを当てなさいよクイズ」 に比べたら超イージーモードと言えるほど、スゲー楽だぜ。 そんな、いつもの調子で加奈子とのデートの刻は過ぎていった。 だが、そんな刻を掻き乱す影が俺に忍び寄っていることを俺は知る由もなかった。 ‥‥‥‥‥‥ 「ちょっとトイレ行ってくんゼ」 そう言い残して加奈子はデートの場を一旦離れる。 『花摘み』とか表現に気を使えないのかね? ムードぶち壊しだぜ。 などと脳内で加奈子に文句を言っていると、透明感のある悪魔の囁きが聞こえた。 「こ・ん・に・ち・は、お兄さん」 ‥‥‥えーっと、ムードぶち壊しの次は、俺ブチ殺しですか? 俺を呼ぶその声に恐る恐る振り向くと、黒髪の美少女・新垣あやせが居た。 「え‥‥‥、あ、あやせ!? どうしてココに?」 「お兄さんが女の子と、で・え・と・しているという情報が入ったんです!」 「情報って! 誰がそんなコトをあやせに吹き込んだんだよ?」 「わたしの情報網を甘く見ないで下さい。その女の子、何処に居るんですか!?」 こ‥‥‥怖ええええ! あやせさん、怖えええええ! 恋人でもない男のデートの現場に踏み込むなんぞ、並の神経じゃねえよ! しかし‥‥‥あやせの知り合いで、かつ俺の顔を知っている人物って言ったら、 ごく限られるよな? 桐乃と麻奈実くらいしか居ないんじゃないか? 桐乃があやせに“通報する”なんてそれこそ考え難い。そんな回りくどいことを するようなアイツじゃない。麻奈実だって似たようなものだ。 すると、一体誰があやせに通報したんだ‥‥‥? 「聞いているんですか、お兄さん? 彼女さんを紹介していただけませんか?」 あやせのトゲのある重々しい言葉で、俺は修羅場という現実に引き戻された。 「な、なんで!? どうしてあやせに紹介しないといけないんだ?」 「ふ~ん。やっぱりデート中だったんですね?」 しまった‥‥‥。何という自爆。 いや、そんなことよりも、加奈子がこの場に戻って来たら、どうなるんだよ? 俺、死にたくねえよぉ! 「お兄さん? 彼女サンを紹介していただけるんですよね?」 「わかったよ‥‥‥ちょっと連れてくる」 「待っていますからね? お・に・い・さ・ん」 背中に刃物を突きつけられた気分の中、俺は加奈子を探す羽目になった。 こうなったら、加奈子をあやせの前に連れてきて、加奈子と付き合っていると あやせに白状するしかないよな。 正直に言ったところで、まさか命までは取られまい。多分。きっと。 「オイ、京介」 一大決心をした俺を呼び止めるロリボイスの主はもちろん加奈子である。 さて、加奈子を説得し、恋人としてあやせの前に引っ張り出さないといけない。 あのさ、加奈子―――と言おうとした俺の言葉を加奈子は遮った。 「京介、ゴメン」 「ん? 何が?」 「実は加奈子、京介が女の子とデートしてるって、あやせにタレコんだんだよね」 とんでもないカミングアウト、ktkr。一体何で? 俺を殺すつもり? 俺の強ばった表情を伺いながら、加奈子がさらに続ける。 「加奈子たちってサ、付き合っているってまだ誰にも言ってないジャン?」 「そう言えばそうだよな。なんでだろ?」 「なんつーか、チョット恥ずかしいし‥‥‥あ、京介のことじゃねえヨ!」 いや、それ、何となく解るぞ。 「俺たち、付き合ってるぞ!」って積極的に言い触らすって恥ずかしいよな。 それに自分で言うのも何だが、俺たちって意外な組み合わせだし。 でも、何で加奈子はよりにもよって、あやせにタレコミをしたんだ? そんな疑問を持ちつつ加奈子の表情を見ると、加奈子は顔を赤らめて呟いた。 「でもヨオ、付き合っていることを知られたいって気持ちもあるし」 「だからあやせに、俺のデートを目撃したってタレコミをしたのか?」 「うん‥‥‥ゴメン」 加奈子と付き合っているくせに、俺がハッキリした態度を取らずに曖昧な 状態のままで居たからこそ、不安になった加奈子がタレコミという形で 俺たちのことを自慢したかったのだろうな。 クソ! 加奈子に謝らせるなんて俺、最低だぜ。 よし、決めたぞ! 俺は加奈子の腕を取り、あやせの居る方に向かって歩き出した。 「オイ、ナニすんだヨ!?」 「今からあやせに俺たちが付き合っていることを言う」 「正気かヨ!? そんなコトしたら、加奈子たちの明日はねえぞ!?」 「心配するな! 俺がそんなコトさせない!!」 くぅ~! この瞬間の俺ってイケてねえか? 恋人のために命を張る俺。 もし俺が女だったら問答無用で惚れるね。あやせ、驚くんじゃねえぞ! 「あやせ! 話がある!!」 「お、お兄さん!?」 「実は俺、こいつと付き合い始めたんだ!」 「は‥‥‥‥‥‥‥‥‥?」 あやせは?マークを10個くらい浮かべたような表情で俺を見る。 「お兄さん?‥‥‥もう一度言って下さい」 「だから、俺はこいつと付き合っているんだ!!」 「しょ、正気ですか、お兄さん?」 この女、失礼なヤツだな。いくら意外な組み合わせと言ったってそれはないだろ! 「正気だとも! だがな、お前に俺たちの愛を邪魔なんてさせないぞ!」 「くぅっ‥‥‥この、変態!」 「変態だと? 俺のドコが変態だと言うんだ!?」 「そんなモノと付き合って居るなんて、変態にも程がありますよ!!」 「『モノ』だと? 聞き捨てならんな。お前、こいつの友達だろうが!」 「わたしにそんな友達居ません!」 この女! 加奈子を友達じゃないって言うのか! 俺は加奈子の居るはずの方を振り向くと、そこに居たのは‥‥‥ 某エロゲ販売促進用のビニール製等身大人形だった。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥え? 加奈子のヤツ、いつの間に変わり身の術を身につけたんだ? はははは、お茶目さん。 と、事態を把握したところであやせの顔を見ると‥‥‥ 俺を巨大なシュレッダーに放り込みたいような表情をしていた。ああ怖い。 そこから先の記憶がない。 残っているのは、顔面に鈍痛を感じながら地面にキスをしている俺に 加奈子が話しかけた以降の記憶だった。 「京介、大丈夫かヨ?」 「お、俺、一体どうなったんだ?」 「あやせ様の顔面ハイキックが炸裂したんだよ。加奈子も初めて見たけどヨ」 「あ! お前があんなコトするから、俺は―――!」 「いや、やっぱ、あやせ相手に説明できっかヨ? 無理だべ?」 確かに‥‥‥。俺が人形と付き合っていると言ってあの蹴りなのだから、 加奈子と付き合っているなんて言ったら‥‥‥殴? 刺? 炙? 埋? いずれしろ、考えたくもねえ。いずれにしろ、告白しなくてよかったのかもな。 ‥‥‥‥‥ 「今日は悪かったナ、ごめんヨ」 畜生。また加奈子に謝らせちまった。今日の俺はますます最低だ。 加奈子と付き合っているのに、『加奈子は俺の彼女」と毅然と言えないなんてな。 「そんな落ち込むなって、京介」 「いや、俺が全部悪いんだよ。お前が恋人だって誰にも言えないなんて最低だよ」 「そんなコト言うなヨ。加奈子は今で満足なんだからヨ」 「‥‥‥情けないぜ」 「何だか、元気ねえジャン」 「これで元気を出そうって言ってもな‥‥‥」 「よしッ! “ひみつのまほう”を京介にかけてやっから、元気出せヨ!」 そう言うと加奈子は、俺の背中に両腕を回して俺を抱き寄せた。 俺と加奈子の顔が超至近距離になる。そして、 「えいっ!」 きゅっ 加奈子の掛け声と同時に、そんな音が俺の下半身から脳に伝達された。 「うおおおおおおおおお‥‥‥!!」 加奈子は“俺”を絞め付けてきた。 「す、すす、SUGEEEEEEE!」 「おー、元気出たジャン!」 ベットの上で求め合っていた俺たちに“ひみつのまほう”の効果は絶大だった。 俺たちは一気に燃え上がり‥‥‥そして俺は加奈子にコッテリと搾られた。 ‥‥‥‥‥‥ 「にひひひ。どーよ、加奈子って?」 加奈子がいつものように俺に“まほうの出来”を訊いてくる。 俺もいつものように応えた。 「最高です。加奈子様」 「ねえ、加奈子って、変わったっしょ?」 髪型をストレートに変えて、俺を『京介』と呼ぶようになって、 体つきも女っぽく‥‥‥なった‥‥‥よな? そして、“ひみつのまほう”も使えるラブリーうぃっちに変貌した加奈子。 ああ、本当に加奈子は変わったよ。最高さ! 『ひみつのまほう』 【了】
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1281447547/204 喉渇いた いつものように部屋で過ごしていると、ポツリと話しかけられた。 「ねえ先輩、喉が渇いた」 「ん、そうか」 用意していたジュースは既に空になっている。そういや俺もけっこう喉渇いてんなぁ。 「ちょっと待ってろ。麦茶でも持ってきてやるよ」 「なに言ってんの、あなた。わざわざ取りに行かなくてもココにあるじゃん」 そう言うと俺の股間をもぞもぞと撫でつける。 「マ、マジで?」 「フフフ、いいからさっさと用意しなさいよね」 期待に鼻息荒く、ズボンとパンツをずりおろすと、横に寝転がっていたからだを俺の上へ乗せ、さっそくチ○ポをしゃぶり始めた。 「ん……ふぅ。チロ、ペロペロ。さっそくいやらしい液が出てきているわよ先輩」 「あ、ああ。おまえの舌って最高だからな。こうなるのは仕方ねえだろ」 「褒めてくれて嬉しいわ。それじゃあ、じゅる……じゅぷぷ、ぺろ。早く出してもらおうかしら」 「く……。してもらってばっかじゃ悪いし、俺もさっきから喉が渇いた。おまえのを飲ませてもらうぞ」 視界に入っているふとももを掴んで下半身を自分の前へと持ってくる。 スカートを捲りあげて、あらわになったパンツを掴むとそのままズリリと引き下ろした。 ウス桃色の秘所はすでにパクパクと俺とキスしたがっているように動いている。 「それじゃ、飲ませてもらうかな。じゅちゅるる、ちゅりゅ」 口を押し付けて、愛液を啜り飲む。 「んゃあん! んん、ちょっと先輩っ! もっと優しく扱いなさいよね。んむ、ちゅ、れろ……ちゅぱるる」 「うお! おまえだってすげぇいきおいで、うぐ。俺の舐めてるじゃん」 「あたしが飲みたいものがまだ出てこないんだもの、仕方無いでしょ。 ふもぉ、ちゅぶ、んん。ほら先輩? 早く出しなさい」 チ○ポを口内に入れ、激しく愛撫される。ガマンなど出来ず、すぐに俺の絶頂はおとずれた。 「うぐ……。出すぞ! ぐ、うおお!」 ぶりゅりゅりゅりゅ! 「んぶっ! うも、んんっ! ん……んっく、んく」 おいしそうに喉を鳴らして精液を胃まで運んでいってるようだ。 「んく……。はぁ~。おいしかったわ」 「ああ。それはなによりだ。ちゅぴ、れろ」 「ひゃん。もう、いやね。まだ足りないの先輩は」 「もうちょっと飲みてえかな」 「ふ~ん。だったらさ、他にこれ飲んで頂戴。ん、んん……」 ちょろ、ちょろろろろ。 俺の口内に今までの粘着質なものとは違う液体が入り込んできた。 「んぐ、ごくごく」 こいつめ、調子乗りやがって。それじゃあ俺もおかえしにち~とばかしお返ししてやるかな。 俺は物足りなさそうに舐めているこいつの頭を足で掴むと、俺のチ○ポを口へと運び入れ、膀胱にたまっていたものを排出した。 じょろろろろろろろ。 「んぶ。んぐぐぅ! んっんん。ごく、ごくごく……」 驚いたみたいだが、すぐに根元までくわえ込み飲みこんでいく。 俺たちはこうしてお互いに喉の渇きを潤したわけなんだが……。 誰だろね? こいつ。
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「ちょっと違った未来」 ※原作IF 京介×桐乃 朝の光が眩しい。どうやらレポートを書き上げるとそのまま寝てしまったようだ。 授業は午後から。それでも毎朝定時に起きてしまうのはそれまでの習慣からか。我ながら怠惰な性格だと思っていたが意外や意外、割ときっちりしているらしい。 「飯にすっか。」 白米をよそって適当におかずを冷蔵庫から取り出す。それを朝食としながら午前の行動を考える…うん、図書館で勉強でもしよう。 俺の名は高坂京介。今年大学4年生になる。 もともと高校も地元の高校に通っていたし、大学も無事地元の国立大学に合格した。しかも法学部に受かるというちょっと意外な結果だった。 これには両親、親父とお袋も大いに喜んでくれ、かねてから考えていた一人暮らしの用意もしつつ俺の人生は色鮮やかなものとなっていた。 真奈美や赤城とは学部が違ってしまったのはさびしい気がするけれど、今でもたまに一緒に食事をしたり遊びに出かけたりする。付き合いはあの頃から全然変わっていない。 変わったのは―――俺と家族、とりわけ桐乃との関係だ。 大学合格の通知が届いた時、家族は総出で祝ってくれた。お袋はもちろん、親父もいつになく笑みをほころばせ嬉しそうに話しかけるのだ。よかったな、京介と。 とりわけ驚いたのは桐乃だった。いつもどおりの悪態はどこへ、大はしゃぎしながら携帯でメールを打つ。そうしたらすぐに俺の携帯にメールが届いた。 黒猫に沙織、あやせに加奈子、瀬菜からのお祝いメール。今でも思う。いい友達を持ったと。 その日は家族でお祝いに外食に向かった。少し高級そうなイタリア料理店で親父が勝手がわからんとばかりにときおり「むう…」と言っているのがほほえましかった。 桐乃の選んだ店で、前々から一度来てみたかったんだと。 その日はとても楽しかった。いつもより家族の団欒が暖かかったのは錯覚じゃなかったと思う。 数日後親父に呼び出された。大事な話があるからと。親父の部屋に入るとお袋も座っており、俺も礼にならって姿勢を正しつつ椅子に座る。 そこで聞かされたこと―――それは俺は親父とお袋の血が繋がった子供ではないということだ。 18年前親父は刑事の試験に合格したばかりの新人で、半人前の域をでない新米刑事だったという。そこで親父の教育係としてきたのが、俺の本当の父親に当たる人だという。 親父が刑事として初めて配属されたのが殺人等を扱う課で初めて任された事件が銃殺による殺人事件だった。そこで親父とその先輩刑事、俺の本当の父親は重要参考人として任意での事情聴取を行うべくその家に出向いた。だが、それがまずかった。 犯人と思わしき者は激昂、銃を親父に突きつけた。そのまま親父は死を覚悟したらしいが血を流して倒れていたのは先輩刑事だった。 そのまま犯人は取り押さえられ、殺人の罪で刑務所へと収監された。 親父は自分の身代わりになった先輩のことを思うと涙が止まらなかったという。だが、それで終わりではなかった。その先輩には子供がいたのだ。名は京介。 先輩刑事の妻、俺の本当の母親に当たる人は俺を生むと同時に息を引きとり、しかも身寄りもなかった。親戚はいたが疎遠で、葬式の時は子供の引き取りにそ知らぬ顔であった。無理もないと思った。ほとんど知らない他人当然の親族の子供を誰が引き取るのか。しかし親父は逆に光に見えたという。 この子を代わりに育てる。妻も賛成してくれ二人で京介を育てる決意をした。 初めは罪滅ぼしの気持ちが強かったがやはりはじめての子供というのか、俺を実に可愛く思えたという。 その3年後、桐乃が生まれた。 その話を聞いてからの数日はよく覚えてない。正直その話ばかりが頭にぐるぐる回っていた。だが、怒りや憎しみなんてなかった。 俺は親父とお袋に感謝していた。お袋だって普段あんな言葉を取るがそれが息子への愛情の裏返しだってわかってる。親父だってそうだ。俺と桐乃に血のつながりなど関係なく公平に接してくれた。そうでなければあの話を打ち明けてくれたときあんなにも優しい目を二人ともしていたわけがない。今だってそうさ。感謝している。 問題は桐乃だ。 俺は桐乃にたいしてどう接していいのかわからなくなった。今まで兄として桐乃と付き合ってきた。だが血が繋がってないと知ったとたんそれが何を意味するのか。俺の心の底に蠢く黒い塊はとても抑えられそうになかった。 俺は桐乃から逃げるように家を出た。 (少し昔のこと思い出しちまったな。) あれから家には夏の盆や正月以外帰っていない。が、連絡はよくし合う。というより帰りづらい。なぜなら、 「兄貴~来たよ~。って、もう起きてんの?」 まあ、こういうことである。 あの後俺の行動を不審に思ったのか、俺のアパートに桐乃が押しかけてきた。俺は話をはぐらかそうとしたが、桐乃は全て知っていたらしい。 「アメリカ留学の時にね、兄貴が養子だってわかっちゃった。」 その後どちらが先にお互いを求めたのか、よく覚えていない。恍惚の中桐乃は俺への想いを口にした。ずっと好きだったと。誰にも取られたくなかったと。 俺も精神的にすこしきていたのかもしれない。それまで抑えていた桐乃への想いを口にしつつお互いを貪り合った。それは獣のようでお互いに初めてとは思えなかった。 そのあともたびたび桐乃は俺のアパートを訪れた。悪態をつきつつ世話を焼いてくれ、お互いの愛を確かめ合う。そんな日々が丹念に積み重ねられた。